認知症と言うと、年齢を重ねるとそれだけ発病するリスクが高くなると言われている病気です。ですが、近年は40代や50代の若い世代の人にも発病しているそうで、2025年には65才以上の5人に1人が発病する言われています。
認知症の原因は、脳にできるアミロイドベーターと言う脳のシミのような物が原因。特に記憶を司る海馬にできると、記憶する機能が低下して認知症になってしまいます。
そのシミを予防すると言われている食べもが、カマンベールチーズです。
カマンベールチーズには、脳にシミをつくるのを抑えてくれる、オレイン酸アミド、デヒドロエルゴステロールの成分が含まれています。2015年に東京大学がこの2つの成分を特定し発表しましたが、これは世界でも初めてのことだったそうです。
この二つの成分は、白カビによって発酵してできる成分で、1日に1~2切れ食べるだけでOK!
なんでも赤ワインを2杯くらい飲みながら食べるとより効果的なんだそうです。ワイン好きにはたまらないコンビですね。ですが、飲み過ぎには注意が必要。
さらに、2015年に東京大学がビールの苦み成分に認知症の予防効果があると発表。ホップ由来の成分なので発泡酒でもOKです。目安は1日缶1本が目安。こちらも飲み過ぎには注意してください。
お酒ってほどほどならカラダに良い働きがあるんですね。でも、止められないのがお酒。強い意志が必要ですね。
また、認知症の専門医 榎本睦郎ドクターがTV番組で「認知症はお腹だけ太っている人はなりやすい」と発言。ドキッとしましたが、その原因となるのが内臓脂肪なんだそうです。
お腹だけ太っている人に多いのが内臓脂肪です。内臓脂肪が多くなると、認知症の原因物質を分解している分解酵素の働きが悪くなってしまうのだとか。そのため、認知症の発症リスクが高くなると考えられているんだそうです。
あるデーターによると、全身肥満の人と比べて、お腹だけ太っている腹部肥満の人の方が認知症になる確率が30%位高くなると言うデーターがあるそうです。
認知症になると、今まで辛い物が好きだったのに、急に甘いものが好きになる、また料理の味付けがこれまでとは違って濃くなったなどの味覚障害があらわれるそうです。また、テレビのリモコンが使えなくなるなど、気になる方は一度専門医で診てもらいましょう。