近年、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が高血圧の予防に効果があるのではないかと注目されています。コーヒーはリラックスタイムに男女共に飲んでいる人がいるので、カラダに良い働きをしてくれるとしたらこんなに嬉しい事はありません。ここでは、そのクロロゲン酸に期待されている身体に良い働きをまとめています。

クロロゲン酸が高血圧の予防につながる!

確か・・・これまではコーヒーに含まれているカフェインが血圧の上昇を招き高血圧の方は飲みすぎると良くないと・・・どこかで聞いたように思います。

我が家でも主人が高血圧なんですが、コーヒーが大好きで、毎日一日に5杯以上は飲んでいるので「飲み過ぎに注意するように!」と、くどくどと言ってきました。

ところが、コーヒー好きにはとても嬉しい研究データーが報告されました。近年、アメリカで行われた血圧とコーヒーの関係の研究で、コーヒーを飲む事による血圧の上昇は関係がないことが証明されたのです。

その研究の内容は、米国の女性看護師を対象に10年間に渡って追跡調査を行った「看護師健康調査」のデータによるもので、コーヒーを飲むことで血圧が高くなるリスクは無く、むしろ、コーヒーを1日3杯以下までしか飲まない人よりも、1日あたり4杯以上飲んでいた人の方が高血圧になるリスクが減少するという結果となりました。

その血圧を下げる働きをしているのが、コーヒー豆に含まれているポリフェノールの一種『クロロゲン酸』と言う成分です。

クロロゲン酸は強い抗酸化作用がある栄養成分で、老化の原因と言われている活性酸素を分解して血液をサラサラにしてくれる働きや、血管を拡張する働きがあると言われているんです。

さらに、コーヒーに含まれているカフェインには血管を拡げる作用が期待ができるそうです。

コーヒーに含まれるこれらが血圧の上昇を抑制してくれると期待されているんですが、さらに、クロロゲン酸は血圧だけではなくそのほかにもカラダに良いさまざまな効果が期待されています。

クロロゲン酸に期待されているその他の効果

血糖値の上昇を抑える効果

私たちが食べ物を体内に入れると、それを消化・分解する酵素が分泌され酵素の働きによって炭水化物(糖質)はブドウ糖に分解されます。

そして小腸から血液に吸収されて血流に乗って全身に運ばれるのですが、血液中に糖質が増えると膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血液中のブドウ糖を臓器の細胞にとり込ませる働きをしています。

ですが、糖質を沢山食べ過ぎて血液中にブドウ糖が過剰に多くなるとインスリンが大量に一気に分泌されてしまいます。それを長年繰り返し行っていると、膵臓からのインスリンの分泌が正常に行われなくなり働きが悪くなってしまい、そのまま放置してしまうと糖尿病を発症させてしまうのです。

クロロゲン酸には、糖質を分解する酵素を阻害する働きがあります。それによって、糖質の分解が緩やかになるので、血液中の糖質の吸収が緩やかになりインスリンの過剰な分泌も抑える事が出来るのです。

期待されているダイエットや美肌効果

また、インスリンは使われなかったブドウ糖を脂肪に変えて体脂肪に溜め込む性質も持っています。その為、過剰な糖質摂取は肥満につながると考えられています。コーヒーを飲むことでクロロゲン酸が摂取でき血糖値の上昇を抑制してくれるのでインスリンの分泌が抑えられ脂肪になりにくいと考えられています。

さらに、クロロゲン酸の抗酸化力は女性に嬉しい美容に効果にも期待されています。抗酸化作用が活性酸素を取り除きシミやシワなどの予防につながります。

クロロゲン酸が認知症を予防する

認知症は、アミロイドβというタンパク質が脳の中で沈着して増える事で発症してしまいます。クロロゲン酸は、そのアミロイドβの沈着を防ぐ働きに期待されています。

コーヒーを飲むときのお供にお勧めなのが、ビターチョコレートまたはブラックチョコレートなんです。チョコレートにはポリフェノールの一種カカオポリフェノールが含まれています。カカオポリフェノールは脳細胞を作るのを助けてくれる働きがあります。

なぜ、ビターチョコレートかブラックチョコレートがおすすめかと言うと、ミルクチョコレートはカロリーが高くなります。また、なるべくカカオが多いチョコレートが良いのでビターチョコレートかブラックチョコレートがおすすめなんです。

もう一つ、ナッツもおすすめです。ナッツには脳を活性化させるレシチンと言う成分が含まれているのでダブルの効果が期待できます。

コーヒーを効果的に飲む為の注意点!

このように最近注目されているコーヒーですが、TV番組『林修の今でしょう講座』で、医師の石原 藤樹(いしはら ふじき)先生が効果的なコーヒーの飲み方を解説していましたので紹介します。

血糖値の上昇を抑えるおすすめの飲み方ですが、砂糖やミルクを入れないブラックが良いそうです。血糖値の急激な上昇は血管を傷つけてしまいます。砂糖を入れると血糖値が急上昇し効果が半減してしまいます。

また、ミルクを入れるとカロリーや脂質を余分に摂取してしまう事になります。

ですが、ブラックで飲むとカフェインにより胃酸が分泌されて胃が荒れてしまうと言う方もいらっしゃいます。そんな方は、胃を保護する作用があるのでミルクを入れるのもいいですが、実は、医学的に見てもっとオススメの最強の飲み物があるんです。

それは、「豆乳」です。豆乳にはポリフェノールの一種「イソフラボン」が豊富に含まれています。コーヒーにいれることで、クロロゲン酸とイソフラボンの2種類のポリフェノールを摂取することができます。

実は、ポリフェノールを数種類同時にとることで効果が倍増すると言う最新の研究報告があるそうです。オーストリアトとスロバキアの共同研究なんですが、心筋保護作用がある4つにポリフェノールを同時に摂取したところ効果が10倍に増加したとそうです。

コーヒーに豆乳を入れて飲むことで相乗効果が期待できるので豆乳を入れたソイラテがおすすめとのことでした。

また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は生豆の時に多く含まれています。実は焙煎すると減少してしまいます。その為、深焙煎をするとクロロゲン酸が少なくなってしまうので、クロロゲン酸を摂取する為にコーヒーを飲むなら浅炒りのコーヒー豆をを選ぶと良いです。

コーヒーを飲むタイミングですが、朝コーヒーを飲むことで、1日を通して血糖値の上昇を抑える事が出来るそうです。朝起きたら1杯のコーヒーでスタートして、1日に3杯〜4杯を目安に飲むと良いそうです。

このサイトは、書籍やTV番組などを参考に独自で取りまとめた情報を記載しております。記載されている内容は一般的に知られる効果と効能であって、効果・効能を保障するものではなく、あくまでも個々の素材の特徴を知る上での参考情報としてご活用頂ければ幸いです。