しっかり睡眠をとっているのに、まったく疲れがとれない。このように、疲れていてなかなか疲れが改善されない。このような悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。

疲労は、毎日カラダの中では発生している活性酸素による酸化ストレスが原因だと考えられています。そこで、おススメの食材が鶏肉です。

鶏肉には、疲労の原因を取り除き、活性酸素を取り除き細胞の老化を防ぐイミダゾールジペプチドと言うタンパク質が含まれていますが、特にイミダゾールジペプチドが多く含まれているのが胸肉です。

海を渡る渡り鳥は長距離空を飛ぶことができます。それは羽を動かす付け根である胸の部分にイミダゾールジペプチドと言う成分が多いためだと言われています。

鶏は、空を飛ぶことができませんが、鶏の胸にもイミダゾールジペプチドが存在しています。

特に効果的な調理方法が鶏のから揚げです。鶏のから揚げは、衣を付けて揚げていますが、その事でそのイミダゾールジペプチドを逃さないようコーティングする事ができるのでおすすめの調理方法なんです。

鶏の胸肉はパサパサしているイメージが私にあるんですが、から揚げにする事でしっとりとして美味しくいただけそうですよね。

また、から揚げにはレモンをかけたりして食べますが、それもとても良い組み合わせなんです。

レモンは酸化を防ぐ抗酸化物質が豊富に含まれています。油の酸化を防ぐ働きがあります。なるべく唐揚げを揚げたらすぐにレモンをかけた方がメリットが高いそうです。

摂取する目安は、1日に200~400mg程度を、継続的に摂取するのが理想的。鶏むね肉100gに約200mgのイミダゾールジペプチドが含まれているので鶏の胸肉の場合100gで疲労回復の効果が期待できるそうです。

また、鶏肉が苦手な人は、魚のカツオやマグロなどにもイミダゾールジペプチド多く含まれているそうなのでお刺身を食べるのもいいですね。