ピーマンを料理に使う時、皆さんはどのように切りますか?縦に切り?それとも横に切りますか?
実は、ピーマンの栄養を無駄にしない切り方は縦切りなんだそうです。
その理由ですが、ピーマンの繊維は縦に並んでいます。横切りにすると繊維が壊れてしまい、そこから栄養が出てしまいます。
ピーマンには、ビタミンCやビタミンAなどのビタミン類、その他にもポリフェノールがタップリ含まれています。繊維に沿って縦に切ることで、それらの栄養が出てしまうのを抑えられるんですね。
また、ピーマンの特徴であるニオイや苦みが苦手だと言う方も多いかと思います。この苦味やニオイも栄養素であるポリフェノールの一種なので、縦に切ることで抑えられるそうです。
さらに、いつも捨てているピーマンのワタと種ですが、美容効果があるピラジンと言う成分が含まれています。
ピラジンは匂いの元でもあるのですが、血液の流れを良くしたり血栓を防いでくれるはたらきをします。栄養が細胞に行き渡りお肌に良い効果が期待できるんです。
ですので、捨てるのは実は勿体ないんそうです。ピーマンの肉詰めを作る時には、ワタや種を取らないで作るといいそうです。
【ピーマンの肉詰めの作り方】
- ピーマンを縦に半分に切り、わた・種を取らないで小麦粉をまぶします。
- そのまま肉だねを詰めます。
- フライパンに油をひいて、弱火で肉側を下にして焼いていき、ひっくり返して焼いていきます。
いつもつくっているピーマンの肉詰めと一緒のつくりかたです。ワタや種が入っている味はどうなのか一度試してみてくださいね。