冬の野菜の代表の一つと言えば白菜です。鍋に入れても美味しいですし、炒めても漬物にしても美味しい白菜。今回はその白菜の選び方です。スーパーなどで白菜を買うとき、中には、黒いブツブツの斑点がある白菜があります。これって腐ってる?虫食いなの?と思ってなるべく白くてきれいな白菜を選びますが、この黒いブツブツの斑点、本当な何にかご存知ですか。TV「この差ってなんですか!?」で放送していましたので紹介します。

白菜の黒い斑点は畑から栄養を摂り過ぎている証拠!

黒いブツブツは虫食いでも傷んでいるわけでもありません。実はポリフェノールなんです。

ポリフェノールと言えば、赤ワインなどに入っている栄養成分で良く知られています。酸化を予防しお肌の老化や動脈硬化を予防する抗酸化力が高いことで知られています。

実は、白くてきれいな白菜にもポリフェノールが含まれています。黒くブツブツの斑点としてでている白菜は栄養を摂り過ぎてしまい細胞が壊れてしまい中のポリフェノールが酸化して黒くブツブツが現われてしまっているのだそうです。

畑の端で育った白菜は、土が硬くなっているので、栄養を摂り過ぎてしまうそうです。

どういう事かと言うと、現在は、畑を耕すときトラクターを使っているので、どうしても畑の端の部分はトラクターが入らないので、土が硬くなってしまうそうです。

白菜は、畑に肥料を与えて育てています。普通の土の場合は、雨が降っても水はけが良いので肥料が雨と一緒にある程度流れていきます。

一方、硬い土だと雨が降っても水はけが悪いので、沢山の肥料が流れて行かないので白菜の近くに留まってしまうそうです。その為、栄養をたくさん吸収してしまうそうです。

ですので、黒いブツブツの斑点がある白菜は見た目は悪いが栄養はしっかり吸収している証拠なんだそうです。今度スーパーで白菜を買うときは黒いブツブツのある白菜を選びましょう。

また、白菜は、断面が黄色い方が新鮮で甘味が強いそうです。