秋になると、美味しい果物が沢山食べられるようになって楽しみが増えますよね。
その中で、高級なイメージがある洋ナシラ・フランスですが、カラダの中の余分な塩分(ナトリウム)を排泄してくれるカリウムが多く含まれているので、高血圧の数値が気になる方におすすの果物なんです。
その他に、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸も豊富なので疲労回復にも期待できます。
ラ・フランスは、元々は、1864年にフランスで発見されたナシです。名前の由来はフランスを代表する美味しさと言う意味から「ラ・フランス」と名前が付けられたそうです。
ですが、現在はフランスでは絶滅していて生産されていないそうです。
これは、TV番組『林修の初耳学』にアンジャッシュの渡部さんが、「なぜ、ラ・フランスはフランスで絶滅してしまったのか?」と、林先生へ出題した問題ですが、林先生も知りませんでした。
渡部さんの解説による理由は、他のナシと比べてもラ・フランスは実を付ける栽培期間が長くて病気にかかりやすい、そのため栽培するには手間もかかり割に合わないのでフランスでは栽培をあきらめたそうです。
そんな、ラ・フランスの栽培を日本で有名なのは山形県です。なんと、ラ・フランスの栽培は世界の中でも日本のみで、山形県が全体の77%を占めているそうです。
日本にラ・フランスが持ち込まれたのは、フランスで絶滅寸前の1903年の明治36年に、日本の農家が研究を重ね、大切に育てて安定して生産できるようにしたんだそうです。
私が食べた事があるのは山形県のほかに福島県で生産されたラ・フランスを食べましたが美味しかったですよ。