牛乳は栄養が豊富で子供のころから飲んできた私たちにはとても身近な飲み物です。先日放送されたTV番組『林修の今でしょう!講座』では、脳や筋肉の衰えを予防する牛乳に含まれている栄養成分について日本獣医生命科学大学 教授の戸塚護先生と准教授の佐藤薫先生が番組で解説。その内容を紹介します。

牛乳に含まれているカルシウムが脳の老化を予防

牛乳に多く含まれている栄養と言えばカルシウムです。骨を作るには欠かせない栄養素として認知度が高いですが、実はカルシウムは脳と密接な関係にあることが最新の研究で分かってきたそうです。

カルシウムは脳内の情報伝達を行っている運び屋的な役割を行っているそうです。そのため、カルシウムの摂取量が減ると記憶を司る海馬の機能が低下してしまう事が考えられるそうです。

カルシウムは牛乳だけではなく小魚などにも豊富に含まれています。ですが、特に牛乳に含まれるカルシウムは吸収率を良くするカゼインが含まれているので効率良く吸収されるそうです。

それだけではありません。牛乳には認知症のリスクを下げてくれるホエイタンパク質やビタミンB12がふくまれています。認知症は糖尿病と深く関わっていて、ホエイタンパク質がインスリンの分泌を促して血糖値を下げて認知症になるリスクをさげてくれるのだとか。

ちなみにホエイとは、ヨーグルトの容器を開けると表面に分離してできた水のような物がありますがそれです。捨てていた人もいるかと思いますが、とっても栄養があるんです。混ぜて食べてくださいね。

しかし、牛乳が認知症予防にも役立つ飲み物だとは知りませんでした。子供の頃は毎日飲んでいましたが、大人になってからもしっかり毎日飲むといいんですね。早速、今日から飲み始めましょう。

認知症予防に対策に牛乳はいつ飲むと良いのか?

胃が空っぽの時は胃酸が酸性になっています。その状態の時はカルシウムイオンが溶けていて吸収されやすくなっているので牛乳は食事前に飲むのがオススメなんだそうです。

牛乳には筋肉を作る必須アミノ酸が全て含まれている!

筋肉を作るためにはタンパク質が必要になります。牛乳にはタンパク質をつくるのに必要な必須アミノ酸が豊富に含まれています。

私たちのカラダを作るのには20種類のアミノ酸が必要になります。そのうち9種類はカラダの中で合成できません。食べ物を食べて摂取する必要があります。それが必須アミノ酸です。

牛乳には、この必須アミノ酸9種類がバランスよく全て含まれています。では、その効率の良い摂り方を紹介します。

必須アミノ酸の効率の良い摂り方

もし、1日必要な必須アミノ酸を牛乳だけで摂ろうとするとコップ約3杯分も必要になるそうです。さすがに、1日3杯飲む事は中々できません。

そこで、タンパク質が含まれている食品が他にも沢山あります。

【必須アミノ酸を含む代表的な食べ物】

  • 牛乳
  • 牛肉
  • 豚肉
  • 鶏肉
  • イワシ
  • 大豆

このような食品と一緒に摂取するとバランス良く摂ることができます。

筋肉を作る為に効果的な牛乳を飲むタイミング

運動をした後の30分以内に牛乳を飲むことで必須アミノ酸が吸収され筋肉がつきやすくなるそうです。

その時、筋肉を作るのに大切なのが糖質と一緒に摂ることなんだそうです。運動すると筋肉が糖質をエネルギーに変えて消費されます。エネルギーが消費されると筋肉はまた糖質を補給しようとします。

ところが、その時、糖質が無いとタンパク質をエネルギーに変えて消費してしまうのです。そのため、タンパク質を摂っても筋肉にならないのでタンパク質と糖質を一緒に摂ることが大切なんだそうです。

筋肉を強くするために、運動の後にタンパク質と糖質を摂るようにしましょう。番組で先生がおすすめしていた飲み物が、牛乳にきな粉とハチミツを入れる飲み方や牛乳とバナナの組み合わせがオススメと言っていました。

お腹をゴロゴロさせない牛乳の飲み方

牛乳を飲むとゴロゴロなったり下痢になってしまう言う人もすくなくありません。どうしてお腹の調子が悪くなるのでしょうか?

牛乳を飲むと小腸で牛乳に含まれている乳糖が酵素によって分解されます。それによって吸収されるんですが、お腹を壊してしまう人は、乳糖不耐症と言い、乳糖を分解する酵素が少ない為にお腹に乳糖が残ってしまいお腹を壊してしまうそうです。

そこで、お腹を壊さない牛乳の2つの飲み方を先生がアドバイスしてくれました。

  1. 一度にたくさん飲まないで少しずつ分けて飲む
  2. ホットミルクにすると乳糖が分解されやすくなる

ちなみに、牛乳に含まれている栄養成分で熱によって壊れる成分はほとんど無いとのことでした。ですので、グラタンやシチューなどの料理にして食べてもいいそうです。

このサイトは、書籍やTV番組などを参考に独自で取りまとめた情報を記載しております。記載されている内容は一般的に知られる効果と効能であって、効果・効能を保障するものではなく、あくまでも個々の素材の特徴を知る上での参考情報としてご活用頂ければ幸いです。