スーパーなどで梨を買う時、梨を触ってみて表面がツルツルしている物をなんとなくですが甘いと思って選んで購入していましたが、実際、触った時のあのブツブツは何なんでしょうね。甘さに関係していて美味しい梨を見分けるポイントなんでしょうか?

【教えてもらう前と後】という番組で、甘い梨の見分け方という事で梨農家のご主人がこのツブツブについて話していたので紹介します。

梨の皮の点はコルクと呼ばれるもの

梨の果皮にたくさんの点があります。それは「コルク」とよばれているもので、水分を逃がさないように保ったり、害虫から実を守る役割をしているそうです。触った時にざらざらしているのはそのコルクの栓のようなものなんだそうです。

美味しい梨の見分け方は触ってツルツルの梨を選ぼう!

梨が熟してくると点が薄くなり表面もツルツルになってくるそうです。それが梨が実ってきた証拠なんだそうです。ですので、甘くておいしい梨を見分けるには、果皮の表面がつるつるしている梨を選ぶと良いそうです。

また梨ですが、大きく「赤梨」と「青梨」の2種類に分けて呼ばれています。
・赤梨・・・幸水・豊水・南水・新高など
・青梨・・・二十世紀など

幸水、豊水のよう赤梨の品種は梨の果皮の色が茶色に褐色が濃くなった方が熟していて美味しいそうです。

青梨は、縦に緑と黄色が混じった虎模様のような線が入っていると「虎熟れ」と言って甘くなっている状態なんだそうです。

「赤梨」と「青梨」と共通して美味しい梨を見分けるコツは、同じ品種なら横に広がって大きい方が甘いそうです。さらにお尻くぼみも、同じ品種なら深い方が甘いそうです。

梨を保存する時は逆さまに!

梨を保存する時は、ヘタの部分を下にして逆さまにして保存するといいそうです。

梨が木で育っているときは、糖分は重いので下に下がっているそうです。その為、下の方が甘いと言われていて味が偏っています。

そこで、保存する時はヘタを下にして逆さまにすると味がなじむと考えられているのだとか。ぜひ、試してみてくださいね。

皮ごと美味しく食べれる梨の切り方

梨の皮の付近には抗酸化成分であるポリフェノールの一種のアルブチンやクロロゲン酸が多く含まれています。

できれは皮がごと食べるのがおすすめの食べ方なんですが、皮ごと食べる事に抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

そこで、NHKの「あさイチ」で紹介していた食べ方がスティック状に切る方法です。1cm位の幅で縦に切って、それを棒状に切るだけです。皮の面積が小さくなるので食べやすくなります。さらに、甘さや酸っぱさの味のグラデーションをしっかり味わえるのも魅力なんだそうです。是非試してみてくださいね。