最近注目されている血管の若返り。血管が老けるとは血管が詰まるとか血管が硬くなるなどの事を言いますが、納豆に含まれている成分が血管の老化を予防してくれるそうです。

ここでは、TV番組「林修の今でしょう講座」で放送された、納豆の栄養効果やその栄養を無駄にしない納豆の食べ方を紹介したいと思います。

ナットウキナーゼが血栓を分解

現在、日本人の死亡原因の約4人に1人が脳梗塞や心筋梗塞と言った血管障害の突然死で亡くなっているというデータがあるそうです。

血管障害とは、血液が流れている血管で血栓ができ詰まってしまい血液が流れなくなってしまう恐ろしい症状。特に脳梗塞は、50代の半数、60代の約8割は隠れ脳梗塞があると言われており、脳梗塞が発症しないように今から対策に取り組むことが大切になります。

血栓の原因

突然死につながってしまう血栓は、どうしてできてしまうのでしょう。血栓と言うと病気につながる悪いイメージがありますが実はとても大切な役割をしています。分かりやすく言うと、私たちが日常で擦り傷や切り傷を作ったとき、その傷を修復しよう瘡蓋ができます。それが血栓です。

それと同じことが血管の中で起こってしまうのです。血管は加齢や脂質が多い食生活、高血圧などによって血管が脆くなってしまい傷つきやすくなります。すると、そこに血管を修復しようと血栓ができます。通常は、血管の傷が修復されると血栓は血栓溶解酵素によって溶かされます。

ところが、加齢や悪玉物質など何らかの要因で血栓が解けないでそのまま血管に留まってしまうと血管がつまってしまい、それより先に血液が流れなくなってしまうのです。その血栓を溶かす働きがあることで注目されているのがナットウキナーゼと言う成分です。

ナットウキナーゼは、納豆のネバネバしているところに含まれている酵素で納豆だけにふくまれている成分です。血栓を溶けにくくしている悪玉物質を分解して血栓を溶かして血流を良くしてくれる作用があることが確認されています。しかも、その効果は長時間持続するのでより高い効果がきたいできるのです。

【ナットウキナーゼに期待されている働き】

  • 血栓を直接溶かす働き
  • 身体の中にもともとある血栓溶解酵素の働きを促進する
  • 血栓を溶けにくくしている悪玉物質を分解する働き

また、ネバネバ成分は粘膜の保護にも期待できるので花粉対策に期待できるそうです。

レシチンが血管が硬くなるのを予防

悪玉コレステロールが血液中に増えると、悪玉コレステロールが血管の内側にコレステロールを運んで押し込めてコブのようなものを作ってしまいます。すると、柔軟性があった血管が硬くなり柔軟性が失われて血管の老化と言わている動脈硬化が進んでしまいます。

納豆の原材料である大豆にはレシチンと言う成分が入っており、血液中の悪玉コレステロールを取り除き血管の中にコレステロールを押し込めるのを予防します。

さらに、大豆にはイソフラボンや大豆サポニンが含まれています。大豆イソフラボンは血管を丈夫にする働きに期待されており、大豆サポニンは中性脂肪などの蓄積を抑える働きをします。

骨粗鬆を予防するビタミンK2

人間の骨はおよそ3か月~半年くらいの時間をかけて新しい骨に生まれ変わっており、おおよそ5年位かけて全身の骨が生まれ変わると言われています。

その骨を作る成分と言えばカルシウムが良く知られていますが、カルシウムだけでは丈夫な骨はできません。カルシウムが骨にしっかり沈着する為には、オステオカルシンと言う成分が必要になります。

そのオステオカルシンの働きを活発にしてくれるのがビタミンK2です。納豆にはカルシウムのほかにもビタミンK2が含まれています。

1日に必要なビタミンK2は250μg~300μgだと言われています。納豆1パック50gあたり300μgのビタミンK2が含まれています。特にひき割り納豆にはビタミンK2が多いそうです。

納豆の効果的な食べ方

納豆に含まれている血管に良い働きをするナットウキナーゼを効率良く摂る食べ方を東京慈恵会医科大学附属病院 栄養管理士 赤石定典先生が紹介しました。

良く納豆をかき混ぜる

納豆を良く混ぜてもナットウキナーゼが増える訳ではありませんが、混ぜると糖たんぱくが増えて胃酸からナットウキナーゼを守ってくれます。大体50回を目安にかきまぜましょう。

タレを入れるタイミングは良く混ぜてから入れる

混ぜてからタレを入れた方がネバネバ量が多くなり美味しさもアップします。

ご飯は冷ましてから納豆をかける

アツアツのご飯に納豆をかけて食べるのが好きだと言う人が多いかと思いますが、実は、アツアツのご飯にかけて食べるとナットウキナーゼが減少してしまいます。

ナットウキナーゼは熱に弱い性質をもっています。70℃で機能を失ってしまうの、。少し冷ましたご飯にかけるのがオススメです。

納豆は夜食べるのがおすすめ

血栓は寝ているときにつくられます。寝ているときは水分補給が出来ないので血液から水分が少なくなって血栓ができやすいのです。そのため、できれば夕食に食べるのがオススメなんだそうです。※ナットウキナーゼは強い菌なので食べ過ぎに注意しましょう。

食べる時は冷蔵庫から少し出して常温に少し置く

常温に置くことで発酵が進んでナットウキナーゼが増加します。食べる時間の20分~30分前に冷蔵庫から出して常温に置くのがオススメです。ですので、食事の支度する時に先に納豆を冷蔵庫から出してからご飯の支度をするといいですね。

納豆にオススメのトッピング

皆さんは納豆を食べる時、どんな食べ物を入れて食べますか?

ネギを入れると言う方も多いかと思います。実はとっても納豆と相性が良いんです。ネギにはアリシンと言う成分が入っていて、血栓を防ぐ働きがあります。

もう一つトッピングに相性が良い食べ物がチーズなんだそうです。チーズには、ラクトトリペプチドとい成分が含まれていて、血管をしなやかにする働きに期待されています。

この二つが納豆ととても相性が良いそうです。是非入れて食べるようにしましょうね。

納豆に生卵を入れる時は黄身だけ入れるのがおすすめの理由

納豆に生卵を入れて食べている方も多いかと思いますが、その際には白身を抜いた黄身だけを入れましょう。

納豆には、ビタミンBの一種の「ビオチン」という成分が含まれています。

コラーゲンを生成する時に必要になったり頭皮の血流を促進させる働きに期待されている成分なんですが、卵白に含まれている「アビジン」というタンパク質が「ビオチン」の吸収を阻害してしまうのです。

納豆に生卵を入れる時は黄身だけを入れるようにして食べるといいですね。

このサイトは、書籍やTV番組などを参考に独自で取りまとめた情報を記載しております。記載されている内容は一般的に知られる効果と効能であって、効果・効能を保障するものではなく、あくまでも個々の素材の特徴を知る上での参考情報としてご活用頂ければ幸いです。