武蔵野大学 教育学部 橋本由愛子先生がTV番組で伝授していた、おでんに味が染み込む具材の入れ方のポイントを紹介します。
おでんの具材を2種類に分けるのがポイント!
最初に、おでんを作る時は「だしを吸う具材」と「だしを出す具材」に分けます。
例えば、大根、糸こんにゃく、昆布、たまご、ジャガイモ、ちくわなどの練り物、厚揚げなどの具材が用意してあるとします。
【ダシを吸う具材】
- 大根
- たまご
- じゃがいも
- 糸こんにゃく
【ダシを出す具材】
- 昆布
- 厚揚げ
- 練り物
になります。
最初に、出汁を吸う具材(大根、たまご、じゃがいも、糸こんにゃく)から入れていきます。
そしてあとで、ダシを出す具材、昆布、厚揚げ、練り物などを入れます。
あれ?昆布は一番先に入れるものと思っていましたが違うんですね。ダシを出す具材を最初からいれてしまうと、うまみが出過ぎてしまいます。そのため、食べた時に美味しさが半減してしてしまうそうです。ですので、ダシを吸う具材からいれていきます。
特に、揚げ物や練り物は煮過ぎると、うまみが出やすくクタクタになってしまうので、食べる直前に入れると美味しくいただけるそうです。
また、ジャガイモを煮崩れしないように煮るには、ジャガイモの皮をむいたら、そのまま30分ほど放置しましょう。すると、皮が剥けた部分を修復しようと膜が出来るので煮崩れを予防することができるそうです。