セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ大手3社の人気のおでんの具材を知りたい方に!ベスト3の具材と、「白滝」と「大根」のこだわりの違いをTV番組「この差って何ですか?」で放送。その内容を紹介しています。各社のこだわりポイントを知ってから食べるとまた一味違います!
コンビニ大手3社のおでんの具材人気ベスト3
当たり前と言えばあたりまえですが、各社共、ライバル社のおでんは発売になると必ず食べて研究をしているんだそうです。
そこで、番組ではセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの人気のおでんの具材の人気ベスト3を聞きました。
そしたら何と!
第一位が「大根」
第二位が「たまご」
第三位が「白滝」
と、3社とも同じだったんです。
そこで、番組ではその中の第1位の大根と、第3位の白滝の、各社のこだわりポイントを紹介してもらう事にしました。ちなみに、第2位のたまごは3社ともあまり変わりがなかったのだとか。
コンビニ大手3社の白滝のこだわりポイント!
では、白滝からですが、この白滝が美味しく食べる為のこだわりは、どのようにしてツユを絡ませるのかがカギとなります。
セブンイレブンの白滝のこだわり
セブンイレブンでは、3本の白滝を1本にまとめているのだそうです。今度買った時に見てくださいね。よーく見ると1本ではなく3本になっています。
三本を1本にすることで間にくぼみができ、そこにツユが絡むようになっているのだそうです。
昨年も、くぼみはあったそうですが、今年はさらにくぼみを深くすることで、昨年よりも2倍ツユが絡むように工夫されているそうです。
ファミリーマートの白滝のこだわり
ファミリーマートでは、機械を使わないで、ツユが絡むように15人の職人が手で結んでいるのだそうです。
なぜ、手結びにすると良いのかと言うと、糸こんにゃくを強く結ぶと糸こんにゃくの中にツユが入らないので絡まない。
逆に結び方が弱すぎても今度はツユが逃げてしまうのでツユが絡まないのだそうです。つまり適度な強さが必要になり、それには手で結ぶのが一番良い塩梅なんだそうです。
ローソンの白滝のこだわり
ローソンでは、白滝の食感を良くするために1本の太さを1,5mmにしているそうです。
さまざまなおでんの専門店の白滝を食べて比較したところ、老舗と言われている所のおでん屋さんの白滝は細いのを使っている所が多かったそうです。ローソンは、その細さを実現するために1,5mmの太さにしているそうです。
さらに、2本の白滝をくっつけて1本にしているのです。2本を一つにくっつける事で、真ん中の筋にツユが絡まるようにしているそうです。
このように、ローソンではツユの絡みだけではなく食感も味わってもらえるように工夫しているそうです。
大根のこだわりポイント!
続いて大根のこだわりの違いですが、おでんの大根の美味しさの決め手は大根にどれだけツユが染み込んでいるのか、それと大根の食感です。これを出すために3社はどのように工夫をしているのでしょうか見ていきましょう。
セブンイレブンの大根のこだわり
セブンイレブンでは、大根に十字に隠し包丁を入れ、中心には小さな穴を開けて中心までしっかりツユがしみ込むように工夫されています。
ファミリーマートの大根のこだわり
ファミリーマートでは、他社よりも大根を厚切りにしてホクホクした食感がでるように工夫しているそうです。
実際に、セブンイレブンの大根を測ると3,2cm、ローソンは3,1cm、そしてファミリーマートは3,6cmなので一番大根が厚いんです。
さらに、ファミリーマートではダイコンの隠し包丁はあえて1本だけに抑えています。これは煮崩れをしないようにする事とホクホク感を出すために1本だけの隠し包丁にしているそうです。
また、ローソンは、鳥取のおでん専用の大根農場で、おでん専用の大根を作り、24時間以内に加工をして鮮度を保つようにしています。
下茹での時は米ぬかを入れてアクを取ってから味付けをして、味は冷める時に染みこむので、2段階に分けて味を染み込ませているそうです。
最後に
おでんが美味しい季節になりました。コンビニのおでんが大好きだと言う人も多いかと思いますが、一つ気になるのが関西と関東ではツユの味の違いはあるのか?と言う事です。
実は、各社とも味は変えているそうです。
- セブンイレブンは全国8エリアに地域を分けている
- ファミリーマートでは全国7エリアに分けている
- ローソンでは全国9エリアに分けて9種類の味なんだそうです
旅行に行った際にでも、コンビニのおでんを食べて味の違いを味わってみるのもいいかもしれませんね。