ピールのおつまみに柿ピーを食べている方も多いかとおもいますが、ここでは、ピーナッツに含まれている栄養いついて紹介します。
これは、NHKの『ガッテン』で放送していたんですが、アメリカのハーバード大学が30年間もかけて12万人の食生活を追跡調査したそうです。
それによると、ピーナッツを食べない人とピーナッツを毎日食べる人を比較すると、ピーナッツを毎日食べる人の方が死亡率が約2割減少している事が分かったそうです。
ピーナッツと言うと、高カロリーで脂質が多く太ると言うイメージなので、どちらかと言うとカラダに悪い方の食べ物だと思っていました。ですが、それは誤解だったようなんです。
ピーナッツは、1つの苗から30本の子房柄が伸びます。花が咲いた後、1日でしぼんでしまい、そのしぼんだ花の付け根の部分から子房柄(しぼうへい)が土に伸びていき、土の中の地下でピーナッツの実がつくられていきます。
そんな育った環境がピーナッツに豊富なビタミン、ミネラル、タンパク質を含ませているのかもしれません。
また、ピーナッツの半分の50%は油なんですが、この油が、カラダにとても良い働きがあるオイルなんです。ピーナッツの油には不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸が含まれています。オレイン酸の注目されている働きは、悪玉コレステロールを減少する効果に期待出来るんです。
さらに、リノール酸、パルミチン酸、αリノレン酸が含まれており、これらは血管をつくったり、強くする油なんです。
- パルミチン酸・・・飽和脂肪酸の一種で血管を作る
- リノール酸、αリノレン酸・・・不飽和脂肪酸の一種で血管を強くする
私たちのカラダが健康であるために大切な油がピーナッツには全て含まれており、さらに理想的な割合の黄金バランスで含まれているんですね。
理想的な量
1日約20粒程度でOK。カロリーがきになりますが、20粒で150カロリー程度です。くれぐれも油分が多いので摂り過ぎには注意しましょう。