TV番組「林修の今でしょ!講座」では、健康ご長寿の皆さんが良く食べている肉料理ランキングを放送。その第3位に脳に良い働きをする食材として「とんかつ」が紹介されました。とんかつと脳の関係を見ていきましょう。
とんかつの豚肉はビタミンB1がトップクラス!
良く食べられているお肉と言えば、豚肉・牛肉・鶏肉があげられます。この中でも、特に豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。牛肉と鶏肉と比較しても5~10倍も多いビタミンB1が豚肉には含まれているそうです。
牛肉で豚肉と同じ量のビタミンB1を摂るには豚肉の10倍食べなけらばならないのです。つまり、効率良くビタミンB1を摂るなら豚肉なんですね。
そのビタミンB1がどうして脳に良いのか?
重要なのはそのビタミンB1が私たちの脳にどんな良い働きをしてくれているのかなんですが、脳の栄養素と言えばブドウ糖です。このブドウ糖をエネルギーに変える代謝にビタミンB1は重要な役割をしている栄養素なんです。
ところが、年を重ねていくとブドウ糖を上手に吸収することが出来なくなってしまうのです。その結果、脳機能が低下してしまい認知症になってしまうリスクが高くなると言うのです。
実は、ビタミンB1を摂取すると認知機能がUPしたという研究報告が発表されているそうです。そこで、ビタミンB1をしっかり摂ろうと言う事なんです。
豚肉のビタミンB1を効率良く摂るにはとんかつがおすすめ!
ビタミンB1は水溶性のビタミンです。その為、炒め物の調理の仕方だと肉汁と一緒に流出してしまいます。また、豚シャブにすると出汁に流れ出てしまいます。
ですが、とんかつにすると小麦粉、卵、パン粉などで衣を付けるのでビタミンB1の流出を防ぐことができるので理想の的な調理方法なんです。
そして、もう一つ効果的にビタミンB1を摂るなら、とんかつはロース肉よりもヒレ肉がオススメなんです。ヒレ肉の方がビタミンB1が約2倍含まれています!
個人的にはロース肉の方が好きなんだけど・・・脳に良いならヒレ肉にしときますか。(笑)
また、とんかつにはキャベツがついてきます。そのキャベツもとっても良いんです。キャベツは食物繊維が豊富で、胃腸の粘膜を守り消化機能を活性化するビタミンUがキャベツに豊富に含まれているそうです。
我が家は、このテレビが放送された翌日のランチにとんかつが食べたくなり食べに出かけました!自宅でとんかつ揚げるのは嫌だと言う主婦も多いのでは・・・特に夏は暑いので揚げ物はやりたくないですね。