夏が終わり、9月から10月になるとサンマの旬で一番栄養も脂ものっていておいしくいただける時期です。
なぜ、9月から10月がサンマが一番おいしくて栄養価が高い時期かと言うとサンマは寿命は1年~2年、産卵した後、北の北海道の方に上り、沢山栄養を蓄えて南下してくるのが秋の9月から10月の時期なんです。そのさんまを美味しく食べられる焼き方を紹介します。
ポイントは焼くときは高温で焼かない!
サンマを焼くときは、高温で焼かないように気を付けましょう。高温で焼くと脂が出てしまい折角脂がのっているサンマがパサパサになって美味しさが半減してしまいます。またサンマの脂にはDHAやEPAが含まれていますが、高温で焼くとそれらの成分も脂と一緒に流れ出てしまい減少してしまいます。
では、サンマの塩焼きの美味しい焼き方を紹介します。
- 塩を振って10分放置します。これをする事で水分が出てさんまの臭みが消えます。
- ヘーパータオルで表面を拭き、再び塩をふります。
- 中火よりやや強めの火加減75℃で焼く。
- 皮の表面から脂がブチブチといってきたらひっくり返す。
- 反対側も同じように表面から脂がブチブチといってきたら完成!
新鮮なさんまの選び方!
スーパーなどでたくさんあるサンマの中から、どうせななら新鮮なサンマを選びたいものです。そこで選ぶポイントを紹介します。
- 口先の付け根が黄色
- 目が黒く澄んでいる
- 全体的に光沢があり、背が青い
- 肛門がギュッと締まって小さい
サンマに期待されている効果
- DHA・・・認知症予防、脳梗塞の改善に効果があると言われています。
- EPA・・・心筋梗塞や認知症の予防。
いずれも、青魚ではトップクラスに含まれています。
その他に
- ビタミンA・・・眼精疲労や美容に役立つ
- ビタミンB6、ビタミンB12、タウリン・・・疲労回復に役立つ
- ビタミンE・・・抗酸化作用
特に、さんまのワタにはビタミンやコラーゲンやレチノールが豊富に含まれているんだそうですよ。あまり知られていませんが美容にもさんまは良いんですね。女性にはお勧めの食材です。