身近にある調味料のお酢は発酵食品の一つで、毎日大さじ一杯(15g)のお酢を飲み続けると血圧を下げる効果があると期待が集まっています。今回はそのお酢に注目してみました。お酢の効果や種類、また、毎日お酢を摂る為の飲みやすいドリンクも紹介していますので参考にしてくださいね。

臨床試験で分かったお酢の効果とは

お酢の疲労回復効果があることは昔から言われてきました。お酢と言えば元気の源と言うイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

お酢のパワーで大切なのは酵母菌。酵母菌が糖分を分解してうまみ成分であるアミノ酸や栄養分を大幅にアップさせるんです。それによってさまざまな健康効果があるんですが、その中に、血圧を下げる効果が期待できることも分かってきました。

大手食酢メーカーの血圧降下による臨床試験によると、血圧が高めの男女に、食酢を毎日大さじ1杯(約15ml)摂り続けてもらうと、摂取を始めて2週目から血圧が下がり始め、6週目には正常値かそれに近い数値となったいう報告があります。

さらに、最近ではお酢を毎日摂り続ける事で内臓脂肪が約5%ダウンしたと言う報告もされているそうです。

このようにお酢にはさまざまな体に嬉しい作用があることが分かっていますが注意点があります。お酢を継続して飲み続ける事が大切なんです。

先ほど紹介した臨床試験でも、お酢の摂取を止めたところ、その後は血圧が上昇してしまいました。※ただし、摂取前より上昇することはありませんでした。

そこで、お酢を効率よく摂取するには!

お酢のエキスパートとして活躍されている、東京農業大学名誉教授の小泉幸道先生がテレビで話されていたのは、お酢は一度にたくさんの量を多く摂るのでは無く、1日に大さじ1杯(15cc)。これを毎日継続して摂る事が大切だと話されていました。

但し、お酢を飲むときは薄めて飲みましょう。ストレートで飲むと酸が胃に負担をかけて傷つけてしまう事があります。

飲むタイミングは、朝、起きてすぐや食前などの空腹時は避けて、食事中に飲むと栄養効率が高まるのでおすすめです。食事中にお酢を飲むことで消化酵素を含んだ唾液がたくさん分泌されます。それによって消化を助け栄養効率が高まります。

お酢の種類

お酢と言ってもいろんな種類があり、大きく4種類に分けられます。

  1. 穀物酢・・・主原料は小麦・トウモロコシなど、一番ポピュラーなお酢でどこの家庭にもあります。和食に向いています。
  2. 米酢・・・原料がお米、穀物酢よりもうま味成分が濃厚。和食で味を濃くしたいときは米酢を使うと良いです。
  3. 黒酢・・・原材料が玄米・小麦など、熟成期間が長いのが特徴で旨味が強い。和風には不向き、中華料理に向いている。
  4. 果実酢・・・原材料がリンゴ・ブドウなど、イタリアのバルサミコ酢やリンゴ酢が代表的な果実酢です。フルーティーで爽やかな味。洋食に向いています。

お酢を毎日飲む為にドリンクを作る

お酢を牛乳で割って飲む!

これは、お酢のエキスパート小泉幸道先生が毎日飲んでいる飲み方なんですが、この飲み方は簡単です。飲むヨーグルトのようになり牛乳が苦手な方も美味しく飲めます。
【作り方】

  • 牛乳・・・100cc
  • お酢・・・大さじ1杯
  • ハチミツ・・・適量

意外だと思われるかもしれませんが、美味しいですよ。ぜひお試しください。

お酢が苦手な方におすすめの『レモン酢』

レモンには、レモンポリフェノールが含まれていて動脈硬化を予防する効果が期待できます。また、県立広島大学の研究では血圧を下げる働きがあることが臨床実験で分かっています。

さらに同大学の臨床実験ではレモンにはカルシウムの吸収を助ける働きがあるそうです、44人の女性がカルシウムとレモンを半年間一緒に食べたら骨密度がアップした事が分かったそうです。

特にレモンポリフェノールは果汁よりも皮の部分に20倍も多く含まれているので、皮ごと食べるのが効果的な食べ方。さらに、ビタミンCも豊富に含まれているので美白作用や抗酸化作用がUPします。

酢酸が含まれているお酢と一緒にレモンを皮ごと食べることで相乗効果で身体に良い働きが期待できるんです。

【レモン酢の材料(約12日分)】

  • 国産レモン・・・2個 ※輸入したレモンにはワックスや防カビ剤を使っている場合があるので出来るだけ国産を使いましょう。ちなみに国内最大のレモン産地は広島県です。
  • 醸造酢・・・400mg
  • ハチミツ・・・60g

【作り方】

  1. レモンをしっかり洗い水気を拭きます。
  2. 幅が5mm位の輪切りにしてから、8等分にして種を取り除きます。
  3. 保存瓶にレモン・酢・ハチミツを入れてかき混ぜる。
  4. 一晩漬け込んだら完成!

お酢の種類はいろいろありますが、基本的にはどんなお酢でもOKですが、肌の効果や美味しく食べたい人にはペクチンが含まれているリンゴ酢がオススメです。ペクチンには高い整腸作用があり、腸内環境の改善や肌荒れ防止の効果があります。

また、お酢の中にハチミツと野菜を入れてピクルスを作るのも良いですね。お酢に野菜を加える事で健康効果がアップします。お酢とよく合う野菜を紹介します。

  • 糖尿病予防には・・・お酢+玉ねぎ
  • 美肌効果・・・お酢+にんじん
  • 血行促進・・・黒須+生姜
  • 免疫力アップ・・・お酢+キャベツ

今は、ピクルスを作る用のお酢も販売されています。工夫をして毎日大さじ一杯(15g)のお酢を摂るといいですね。

このサイトは、書籍やTV番組などを参考に独自で取りまとめた情報を記載しております。記載されている内容は一般的に知られる効果と効能であって、効果・効能を保障するものではなく、あくまでも個々の素材の特徴を知る上での参考情報としてご活用頂ければ幸いです。