お料理の味付けに時に使う食塩と、テーブルに上に置いてある「食卓塩」違いがあるのをご存知でしたか? ここでは、この2つの違いについて記載しています。
原産地が違います!
食塩は、日本の海水を使ってつくられ、食卓塩は海外の海水が元になってつくられています。
日本に様々な西洋文化が入ってきた明治時代に、テーブルに塩を置いて好みの味付けをすると言う西洋文化を見て、日本でも取り入れよう言う事になりました。
食卓に置かれている食卓塩はふりかけることができるサラサラしている塩。ですが、当時の日本では、サラサラした塩をつくるには大変なコストがかかってしまったそうです。
海外では、日差しが強く、空気も乾燥しているので、塩田で海水を日干しにするだけでサラサラした塩が出来上がります。
ところが、日本は日差しが弱く、湿度も高い。さらに雨も良く降るのでサラサラした乾燥した塩を作るには天日干しだけでは水分が十分に抜けません。
日本の塩づくりは、海水と塩田でとれた塩を混ぜ合わせて、それを釜で煮詰めて水分を飛ばして塩を作っています。この方法でサラサラした塩を作るには大変なコストがかかってしまうんです。
だったら、海外で輸入した方が安いので海外から輸入する事にしたんだそうです。