日本一の長寿県としてすっかり有名になった長野県ですが、その秘密はやはり食べ物にあります。

長野県で作られている食べ物に着目したのが、諏訪中央病院 名誉院長 鎌田實先生です。鎌田先生は、減塩と野菜の積極的な摂取、そして適度な運動をすることで長野県を日本一の長寿県に導いた立役者の一人。テレビや雑誌などでも活躍されている名医です。

いろんな病気からカラダを守るためには、その病気と闘う免疫力が強いことが大切です。実は、近年「免疫の中枢は腸にある」と言う、いろんな科学的論文が沢山出てきており、腸を高める事が免疫力を高めることに繋がると考えられているそうです。

その腸の環境を良くする食材として良く知られているのが食物繊維と発酵食品なんですが、鎌田先生が着目したのは、長野県諏訪市・岡谷市で生産されている棒寒天です。たくさんある食物繊維のなかでも、トップクラスで食物繊維が含まれているのが寒天なんだそうです。

そこで、鎌田先生は抗酸化力が高いリコピンが豊富に含まれているトマトを使ったトマト寒天を考案。今回は、棒寒天とトマトの栄養、トマト寒天の作り方を紹介します。



棒寒天の栄養価の高さ

棒寒天は、角寒天とも言われており天草が原材料。冬の気温が低く雪があまり降らない長野県諏訪市や岡谷市は棒寒天の国内唯一の生産地なんですね。

棒寒天の製造方法は、天草を半日かけて煮込んで蒸しあげます。そこから抽出した煮汁を寝かせて固めたものが生寒です。

その生寒天を2週間かけて乾燥させたものが棒寒天になります。完成した棒寒天は水分がまったく無い海藻の食物繊維100%!乾燥させて完成した棒寒天は粉寒天と比べても栄養価がとても高いのです。

棒寒天と粉寒天の100gあたりの栄養素の比較

カリウムは粉寒天が30mgに対して棒寒天は52mgの何と1,7倍、マグネシウムは粉寒天39mgに対して棒寒天は100mgの2,6倍、さらに、カルシウムも粉寒天が120mgに対して棒寒天は660mgの5,5倍!と驚きの栄養価の高さです。

長野県の寒天水産加工業協同組合の調査では、3か月間わたって週に5回寒天を食べた場合、悪玉コレステロールが大幅に減少したと言うデーターがあるそうです。

トマトの栄養価について

もう一つの食材トマトにも驚くべき効果があるんですね。トマトの色素のリコピンには抗酸化力高いと言われるβカロチンの2倍もの抗酸化力があります。血管の老化を防ぎ、動脈硬化を予防の効果が期待できる優れた食材です。

また、トマトジュースといえば誰でも知っているカゴメ。そのカゴメではトマトジュースに含まれているリコピンに善玉コレステロールを増やす効果があることを発表しています。悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす期待が出来る完璧な食材といえるのです。

では、食物繊維の宝庫棒寒天とトマトを使用したトマト寒天の作り方を紹介します。

トマト寒天の作り方

【材料】

  • 棒寒天(棒寒天が無ければ粉寒天でもOKです)
  • トマトジュース
  • トマト

【作り方】

  1. 棒寒天1本を細かくちぎり良く水で洗う。
  2. 20分ほど水に浸す。
  3. 水300ccを中火にかけながら棒寒天を溶かします。
  4. 良く溶けたら、そこにトマトジュース300cc入れます。
  5. トマトの皮をむいて、細かく刻んだトマトも入れます。
  6. 型となる容器に移して常温で固まるのを待って完成!

※冷蔵庫に保存すれば1週間位日持ちします

食物繊維なので、お肉料理の時やダイエット中お腹が空いた時にも重宝します。善玉菌が多くなり便秘解消や血圧の低下や血糖値の低下などカラダに良いこと多い食べ物です。トマト寒天の作り方は簡単なので健康・美容のために積極的に食べましょう!




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