寒い日が続いていますが、こんな日はおトイレに行く回数が増えませんか?

これは、体が冷えると尿が溜っている膀胱が縮んで尿意が感じやすくなるからなんだそうです。

ですが、飲み物によっても猛烈にトイレに行きたくなる飲みものがあるんですよ。TBS『この差ってなんですか?』で、どんな飲み物を飲むとトイレが近くなるのか検証をしていました。その結果を紹介します。

実験方法

水、緑茶、コーヒー、ジュース、ウーロン茶、この5種類の飲み物を使って実験をします。

1日ごとに、1種類の飲み物を朝の8時から200mlずつ、1時間おきに9時、10時と3回飲んでもらい、合計600mlのみます。

少しでも尿意を感じたらトイレに行き、8時~11時までの3時間の間に何回トイレに行ったかを計測します。これを5日間かけて5種類の飲み物を飲みます。

【条件】

  • 実験先日と実験をおこなう5日間は、11時が就寝。朝食までの飲食は中止。
  • 午前7時に起床して朝食はチキンの切り身、目玉焼き、パンと実験中は同じメニュ。
  • 実験中の朝食の時の水分はコップ半分の水のみ。
  • さらに、実験開始の8時前の7時50分には、必ずトイレに行き膀胱を空にします。

番組では、10人の女性に協力してもらい、同じ条件で実験をしました。

実験結果

10人中6人がコーヒーが一番トイレが近くなりました。トイレに行った回数は以下の通り

  1. コーヒー・・・7回
  2. オレンジジュース・・・6回
  3. 緑茶・・・5回、
  4. ウーロン茶・・・5回
  5. 水・・・3回

このような順位となり、コーヒーが一番トイレが近くなるという結果に。

コーヒーがトイレに行きたくなる理由

理由は2つの成分が関係しています

カフェインとカリウムです。
この2つの成分が体に入ると、膀胱が刺激されることがわかっているそうです。

通常、人間のカラダは膀胱に500cc位溜まると、神経が刺激されて尿意を感じるようになっているそうです。

ところが、カフェインとカリウムが豊富に入っている飲み物を飲むと、尿にカフェインとカリウムが溶けだし膀胱を刺激してしまうので少ない量でもトイレに行きたくなるそうです。

確かに、コーヒーは利尿作用があるって良く言われていますよね。

たた、トイレの回数は増えますが、1日の排尿量はそんなに変わらないとのことです。

また、オレンジジュースが2位なった理由は、果物の柑橘類にもカリウムが豊富なんだそうです。

寝る前にオレンジジュースやコーヒーなどは控えて、どうしても飲みたい時は白湯がいいですね。